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美容室オーナーのための問題解決の自己質問力(1)

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「問題は何か」を見つけることで8割は解決する
美容室を経営していると多くの
解決しなければならない問題が出てきます。
アドバイスをもらったとしてもその方法を実施するかどうか
最終的に決断するのはオーナーです。
自分の判断一つでサロンの将来が左右される重圧がかかります。
そんなとき頼りになるのが自己質問力です。
この方法は会議やミーティングでも使えますが、
自分で考える時にどうすればよいかというポイントに絞ってご紹介します。
問題解決の方法は幾つもありますが、
このやり方は簡単で成果も出やすいのでぜひ覚えて下さい。

「問題は何か」を見つけることで8割は解決する

「問題の質」が重要です。
つまらない問いかけではつまらない答えしか出てきません。
問題の答えは既に自分の中にある。
今まで質問されたことがないから答えたことがないので、
解らない・知らないと思っていますが、
それはその点について自分自身の考えをまとめたことがないだけで、
本当はもやもやした中に答えは隠れているのです。
例えば、「あなたの夢は何ですか?」と聞かれても
普段からそういう話を頻繁にしている人でない限りパッと言葉として出てきません。
でもああしたい・こうなりたいという希望はありますよね?
同じく「あなたは給料いくら欲しいですか?」と聞かれても
もっと欲しいという希望はあっても具体的な金額は出てこない。
・・・これは自分自身のことだからわかると思うかもしれませんが、
脳は自分のことでなくても
聞かれると無意識に何らかの答えを出そうとするそうです。

「質の高い質問」で眠っている答えを引き出す

コーチングのプロも言っています。
脳は自分が思っていることでも、
一度外に出さないと自覚できない。
人に話したり書いたり何らかのアウトプットをすることで
初めて「自分はこう思っていたのか」と整理される。
聞かれる前はなんとなく思っているけど具体的になっていないだけ。
「質の高い質問」によって自分の中に眠っているものを引き出されます。
みなさんは何か自分自身で考えて良い答えを出したい時に、
自分にどんな投げかけをしていますか?
聞いてみると
「何かいいネタ無いかな?」
「何かいいアイデア無いかな?」
・・・というのが多い。
コレではあまりにも漠然としすぎていて、
考える糸口(取っ掛かりがない)ので質の高い答えは出てきません。
こうなると無意識に刷りこまれている、
他でやっているありがちなアイデアしか浮かばない・・・
結局は問題解決にならない。

キーワードは「ど◯し◯ら」

では、どのような投げかけをしたらしたら質の高い答えを導き出せるでしょう?
例えば新規の契約をとりたい場合・・・
・「◯◯◯◯◯新規のお客様が来てくれるか?」
あるキーワードが入る。
答えは「どうしたら」です。
「どうしたら」が付くと思考の的が絞れるのです。
×「新規のお客様が来てくれる何かいいアイデア無いかな?」
○「どうしたら新規のお客様が来てくれるか?」
視点が変わるから頭の働き方が全然違ってきます。

・・・でも、コレではまだ70点。
100点に近づけるにはどうしたら良いか?

次回に続く。

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